マツダ・デミオの燃費はどれぐらいなのでしょうか?

デミオにはディーゼルエンジンとガソリンエンジンの2種類ありますが、特に気になるのはディーゼルエンジンの燃費かと思います。

一般的にディーゼルエンジンは燃費が良いですが、マツダ・デミオの場合はガソリン車と比べて燃費性能はどうなのでしょうか?

今回は、マツダ・デミオの燃費について見ていきましょう。

デミオのカタログ燃費は?

デミオのカタログ燃費について見ていきましょう。

【ガソリン】

デミオガソリン車のカタログ燃費は以下のとおりです。

WLTCモード燃費 (km/L):19.0
WLTCモード燃費 市街地モード(WLTC-L) (km/L):15.0
WLTCモード燃費 郊外モード(WLTC-M) (km/L):19.4
WLTCモード燃費 高速道路モード(WLTC-H) (km/L):21.2

引用:http://www.mazda.co.jp/cars/demio/feature/driving/?link_id=ftft

デミオは2018年8月30日より、1.5Lガソリンエンジン「SKYACTIV-G 1.5」を搭載しています。

これまでの排気量が1.3Lだったのに対し、今回の改良では1.5Lにまで拡大したことで市街地や高速道路、さらには坂道など、日常のさまざまな走行シーンでゆとりを持ったスムーズな走行を実現しています。

1.5Lエンジンによりエンジン効率がよくなり、より幅広い領域を有効的に使用できるのでアクセルを無駄に踏み込んだりシフトダウンの頻度が抑えられ、、実用領域における燃費が向上しています。

【ディーゼル】

デミオディーゼルモデルのカタログ燃費は以下のとおり。

JC08モード燃費 (km/L):26.4

引用:http://www.mazda.co.jp/cars/demio/feature/driving/?link_id=ftft

CX-5、アクセラ、アテンザのSKYACTIV-D 2.2Lに続く第2弾となるSKYACTIV-D 1.5Lディーゼルターボエンジンを新型デミオに搭載。

その魅力は低燃費と動力性能の高さです。

SKYACTIV-Dは、振動と騒音を抑え、ターボ化が必須となるだけでなく窒素酸化物を処理するための装置など高価な設備が必要となるためコストがかかり必然的に車両価格が高くなってしまいます。

その弱点を克服すべく、低圧縮比化の新技術を採用。

窒素酸化物を処理する触媒が不要となり、ディーゼルエンジンのメリットはそのままで、低価格化を実現しています。

ただし、デミオはコンパクトカーであるためエンジンルームのスペースの条件が厳しいので車格が低い車にディーゼルエンジンを搭載するのが難しいとされていました。

なので、デミオの1.5Lディーゼルターボには大小2つのタービンを低回転域で1つ、中高回転域で2つ使うシーケンシャルツインターボを採用している2.2Lに対し、1.5Lでは反応速度を重視したシングルターボへ変更しています。

スペックは最高出力/105PS、最大トルク/25.5kg・mと最高出力こそ大したことはありませんが、ガソリンエンジンはATが2.5L級、MTでも2.2L級というコンパクトカーとは思えない最大トルクを誇ります。

引用:http://www.mazda.co.jp/cars/demio/feature/driving/?link_id=ftft

動力性能以上に注目したいのが「燃費」です。

カタログ掲載のJC08モードの燃費は、6速ATで26.4km/Lを誇ります。

デミオのディーゼルモデルは価格帯が178万2,000円~219万2,400円と、コンパクトカーとしては高いです。

ですが、そのデメリットを打ち消すほどに燃費性能の高さがあるといえるのではないでしょうか?

マツダのディーゼルモデルは価格競争力だけでなく、燃費も含めた燃料コストと走行性能などの総合力でハイブリッドカーに対抗できる車です。

ライバルであるトヨタ アクアやホンダ フィットハイブリッドにも引けを取らない低燃費のコンパクトカーですよ。

デミオの実燃費は?

さて、デミオのカタログ燃費がわかったところで、気になるのが実燃費ですね。

ごそん時のとおり、カタログ燃費というのは燃費が出やすい条件で測定された数値を掲載していますので、実際はあてにならないことがほとんどですね。

そこで、マツダ・デミオのオーナー様の口コミをもとに実燃費をまとめてみました。

デミオの実燃費はカタログ燃費を下回るのか、それとも上回るのでしょうか?

引用:http://www.mazda.co.jp/cars/demio/feature/driving/?link_id=ftft

口コミをもとに実燃費を集計したところ、以下のとおりになりました。

ガソリンモデル:20.1km/L
ディーゼルモデル:24.2km/L

カタログ燃費に近い数値が出ており、実燃費はコンパクトカーとしてはかなり優秀ですね。

特にディーゼルモデルの実燃費はかなりのもの。

ハイブリッド車にも引けを取らないですね。

ガソリン仕様の燃費口コミ

引用:http://www.mazda.co.jp/cars/demio/feature/driving/?link_id=ftft

高速道路では20km/L超えることもあり満足。

パワーも十分にあるので、コンパクトカーとしてはクラス最高じゃないのかな。

片道10キロ通勤と、週末はドライブで使用しています。

今のとこ、高速道路は使ってないですが、満タン法で燃費は約16.7km/Lでした。

エアコンは結構使ってますが、18km/Lでてます。
街乗りは16km/L止まり。

思っていたほどではないかな。

ディーゼル仕様の燃費口コミ

引用:http://www.mazda.co.jp/cars/demio/feature/driving/?link_id=ftft

通勤目的でエアコンを頻繁に使いながらも18~20km/L前後でています。

冬場ではエアコンは使っていませんが、燃費は夏と同じぐらいです。

結構落ちるのかなと思っていましたがが、満足しています。

先日、遠乗りで往復400kmドライブしました。

高速道路は使わわなかったのですが、普通に24km/Lでしたね。

やっぱりディーゼルエンジンは燃費いいですね。

高速道路ではオートクルーズ使用で27km/Lでてます。

普通のときでもリッター18から20kmいくので満足してます。

価格は高めだけどこれだけ走るなら妥当かなと思います。

通勤では往復100kmエアコン不使用で満タン法で燃費23km/Lでした。

前の車は良くても16km/Lだったから、大変満足してます。

マツダ車は燃費が優秀ですね。

デミオをガソリン車と比べた時の実燃費の差は?

さて、デミオをディーゼルエンジンとガソリンエンジンで実燃費を比べたときの差は次のとおりとなりました。

ガソリンエンジン:20.1km/L
ディーゼルエンジン:24.2km/L

ディーゼルエンジンが約4km/L上回る結果となっていますね。

ちなみにガソリンエンジンのカタログ燃費はWLTCモードで19.0km/Lなので、カタログ燃費を上回っています。

デミオはガソリンエンジンでも燃費性能が優秀なのがわかります。

デミオの燃費性能、ガソリン車との差まとめ

マツダ・デミオの燃費性能は、ディーゼルエンジンがかなり優秀だということがわかりましたね。

ただ、ガソリン車もリッター20kmを超えているので、充分な燃費性能があると言えます。

より、燃費を重視したい方はディーゼルエンジン搭載モデルを選ぶといいでしょうね。

ちなみにデミオのディーゼル車とガソリン車との損得勘定も気になるので計算してみたいと思います。

ディーゼルエンジン搭載モデルは、購入補助金がありますがそれを加味すると価格差は約25万円です。

10000kmあたりのガソリン代はディーゼル車が53,000円に対し、ガソリンは71,000円です。

価格差25万円の元を取るには140,000kmを走る必要があります

現実的に考えて差額25万円を回収するのは厳しいということになりますね・・・。

ただし、ディーゼルエンジン搭載車は中古車市場で売るときに差額の半分程度は回収できる可能性が高いです。

それを考慮すると70,000km程度走ればトータルで元を取ることができます

 

→→デミオのカラーや人気色に関する情報はこちらがおススメ

 

この記事を書いた人

よっちん
富士山の見える静岡県に住む、40代のおじさんです。
好きな事と言えば、子供とスポーツをすること!
最近お腹が出てきて運動してるんです(笑)。