スズキ車は重量が軽く、燃費がいいですよね。

さすがは軽自動車メーカー。

スイフトは走りのイメージが強いため、燃費に関してはあまり注目されていません。

しかし、スイフト、ハイブリッドは燃費もそこそこいいようです。

ここでは実燃費報告や口コミも見ていきますね。

スイフトのカタログ燃費

引用元:https://www.suzuki.co.jp/car/swift/

スイフトは非常に種類が多いモデルです。

ハイブリッドも2種類があって、一般的なハイブリッドにあたるストロングハイブリッド、回生エネルギーを回収し、発進時など特定タイミングのみで使用するマイルドハイブリッドがそれにあたります。

ハイブリッドのカタログ燃費

まずは「HYBRID RS」ですが、これはマイルドハイブリッドにあたり、2WDは27.5km/L、4WDは25.4km/Lの数値。

スポーツグレードとしてはかなりいい数値です。

価格は178万円~とスイフトの中では高めですが、コンパクトカーとしてはかなり安いと思います、。

次に「HYBRID SL」ですが、こちらはスイフトで唯一のストロングハイブリッド。

カタログ上の燃費は32.0km/Lでスイフト最高数値です。

ただし価格も194万円~とスイフトで一番高いものとなっています。

ちなみに2WDしかないようですね。

「HYBRID ML」もマイルドハイブリッドにあたります。

立ち位置が微妙なグレードではありますが、スポーツタイプではないマイルドハイブリッドとして意味があるのでしょう。

価格は172万円からで、RSと大差はありません。

2WDは27.5km/L、4WDは25.4km/Lとこちらも「HYBRID RS」と同じですね。

ガソリンのカタログ燃費

通常、ハイブリッドカーは、ガソリン車より価格がずっと高いのですが、スイフトはハイブリッドも非常にガソリン車に近い価格で買えますよね。

ですから、ガソリン車のメリットは、重量の軽さくらいしかないようにも思えます。

ですが、MTはガソリンモデルにしか設定がないようなので、ある程度の需要はありそうですね。

気になる燃費なのですが、ターボ車であるRStは20km/L。

ターボでもかなりのパワーがあり、燃費もそこまで悪くないのはガソリン車一押しです。

価格は180万円~と少し張るのが弱みでしょうか。

RSはスポーツグレードとして、堂々の5MTモデルを設定。

22.6km/Lの燃費を公開しています。

CVTも24.0km/L、4WDは22.8km/Lと、トランスミッションの違いや駆動方式による燃費差も小さいのがポイントですね。

現在の事実上のベースグレードのあたるXLもRSとJC08モード燃費は同じ。

5MTは22.6km/L、CVTは24.0km/Lで4WDは22.8km/Lです。

RSから専用装備を外したようなグレードなので、走行性能に大差はないのがいいところですね。

価格も156万円~。

手頃な部類です。

最後は「XG Limited」

XGに変わり、最廉価グレードとなっています。

XGは設定がなくなったようですね。

こちらも燃費はRS、XLと同じです。

価格は145万円~。

何がリミテッドかというと、本当に何もついていないXGにセーフティパッケージが搭載できるようになった点でしょう。

これからは実質XGグレードそのものに成り代わるのではないでしょうか。

スイフトの実燃費

カタログ上でもそこそこの燃費のスイフトですが、実際はどうなのでしょうか?

口コミをもとに調べてみます。

ハイブリッドの実燃費

ストロングハイブリッドにあたる「HYBRID SL」の実燃費は20.81km/L程度になるようです。

カタログ値が32.0km/Lですかから、達成率は約63%。

うーん、あまり良くないですね。

しかしこれは総合した平均なので、私は25km/Lくらいとか、28km/Lが出たという意見もあります。

エアコンの使用による影響もあるので、参考適度にすべきですね。

RSやMLといったマイルドハイブリッド車は15km/L~17km/Lといった報告が多い模様。

一方で21km/Lや25km/Lといったカタログ燃費をほぼ達成する数値も出ているようです。

ハイブリッドは個人差が大きいのでしょうか。

ガソリン車の実燃費

ガソリン車の実燃費は平均すると19km/Lくらいになるようです。

かなりいいですね。

ターボも実際は15km/Lくらい。

これはガソリン車を検討する余地もあるのではないでしょうか。

スイフトの燃費の評価・口コミまとめ

平均した実燃費はそこまですごいとは言えないスイフトですが、個別の意見は結構好評みたいですね。

それらをまとめてみます。

高速道路での燃費

  • ハイブリッドRS:22.6km/L
  • RSt:22.5km/L

高速道路では、その軽さと持ち前の走行性能が十二分に発揮されていて、マイルドハイブリッドは22km/L以上の燃費を普通に出してくれるようです。

特にガソリン車のターボは高速道路に強く、カタログ値を超えることもしばしば。

とくに発進加速時にマイルドハイブリッドのモーターアシストが効いていると実感できるようです。

軽量なため、風によるあおりも心配されますが、車高が高いわけでもなく、走行安定性はいい模様。

ただし、アダプティブクルーズコントロールは、まだまだ改良の余地があり、車速の加減にぎこちなさがあるようです。

ターボはうるさいというのは昔の話で、ダウンサイジングターボを搭載しているスイフトは高速でも静か。

ハイブリッドも静かですし、だいたい3000回転以下で高速を走れるので、安心感もあります。

街乗りでの燃費

  • ハイブリッドRS:17.7km/L
  • RSt:17.0km/L

街乗りでは渋滞時のストップアンドゴーの多さをいかに低燃費で回すかが重要ですよね。

その点、スイフトはアイドリングストップ機能が頑張ってくれるようです。

制御が良く聞いていて、不必要なアイドリングストップが少なく、リチウムイオンバッテリーを採用しているからか、エンジンを停止していられる時間も長め。

エンジン再始動も、音や衝撃がないのもいいところですね。

なにやら、エンジンリスタートをセルモーターではなく、ベルトでつながったオルタネータという部分でおこなうからだとか。

また、アイドリングストップに関するインフォメーションも充実していて、わかりやすいのもいい点。

トルクの太さや、足回りの反応の良さは高速と同じく、街乗りでも生きていますね。

ターボは残念なことにアイドリングストップ機能がありません。

静かで振動も少ないので、アイドリングストップはなくてもいいという意見もありますが、さらなる燃費向上のためにはあってもいいかと。

売上台数が多くないターボを今から改良するのは難しいのかもしれませんね。

郊外での燃費

  • ハイブリッドRS:20.3km/L
  • RSt:19.1km/L

RSのハンドル操作は軽快で、車体の軽さがいい影響を与えています。

ハンドルを通して、タイヤがどのような状況に乗っているのか分かりやすく、そこはスポーティな感覚だと評価が高いですね。

渋滞も少なく、巡航に近い状態を維持できれば、燃費はずっと伸びるようです。

乗り心地はターボもRSも硬いため、慣れる必要がありますが、そういった意味でも乗るほどに楽しさが増す車と言えます。

スイフトの燃費まとめ

スイフトはずば抜けた良燃費カーではありませんが、その軽さと走行性能の高さから、安定した燃費性能を実現しています。

走り好きの人が好む車は、実燃費は10km/L切ってしまうこともままありますが、スイフトな実燃費も兼ねた走り好き用の車と言えますね。

※補足

いろいろなサイトを参考にしました。

特に…

スイフトの燃費、比較、評価←こちらのサイトが参考になります!

 

この記事を書いた人

i/o

スーパーで働くサラリーマン。無口。あまり考えず割と直感で生きている。音痴。