長年にわたりスバルファンに支持されてきたインプレッサスポーツ。

そのエクステリアとインテリアを評価しつつ、どのようなタイプの人を狙った車なのかを考えていきたいと思います。

もちろんここで述べていることは一つの説にすぎないので、それ以外の層の人もインプレッサスポーツに触れてみてくださいね。

インプレッサスポーツのインテリアは誰にウケるのか

引用元:https://www.subaru.jp

これが公式サイトで紹介されている前席の全体像です。

ドライバーの目に触れている時間はエクステリアよりもインテリアが長いかと思います。

インテリアはドライバーと同乗者のためにあるもの。

デザインと機能から考えてみます。

画像は最上位のオプションを各種装着した状態であり、標準では装飾やアルミ製ペダルは装着されません。

オプションを設定するとステアリングホイールを本革巻にしたり、シフトノブやカップトレーをオーナメントで装飾することができます。

画像はインプレッサスポーツのインテリアの最上位版ととらえましょう。

インテリア全体のデザインを見ると角度は直角よりではなく、あらゆる装備にゆるやかな角度がつけられていることがわかると思います。

流れるようなデザインと呼べますね。

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こちらはフォレスターのインテリアです。

よく似た形状をしていると思います。

こちらのフォレスターはスポーツグレードが設定される予定です。

このようにスポーツタイプの車は流れるようなデザインのインテリアとなることがほとんどです。

このデザインは車体が小さい軽自動車では再現しづらく、軽はどうしてもインテリアのデザインが直角よりになってきます。

まずはこの流れるようなインテリアに慣れることができるかどうかが、ターゲット層となりうるかどうかの判断基準ですね。

運転姿勢が前傾姿勢になりがちな人、そうでないと落ち着かない人はこのゆったりと背中を預けて運転できるスタイルは活用しきれないかもしれません。

座席に座った感覚も重要ですね。

セダンやトールワゴンと比べると座席は低い位置にあると感じるかもしれません。

座席はすこし位置が低くなるだけで見渡しがせまくなってしまいます。

ただしその分、カーブで体が煽られるような感覚は小さいですし、背をシートにつけていれば安定感もしっかり感じられます。

あとは使い勝手でしょうか。

気になるのは収納についてだと思います。

こちらに至っては、大量に荷物を積むのには向いていますが、逆に普段使いの少量の荷物の積載は配慮されていない、というのが正直なところでしょうか。

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後部座席は広いですし、シートを倒すことで荷室として使うこともできます。

カーゴフックもあるので、荷物を整理することもできます。

運転席もドアポケットやカップホルダー、センターコンソールなど収納は標準的です。

しかし、贅沢ではありますが、買い物袋や通勤カバンなど、普段使いを便利にする点は想定されていないようです。

普段使いでは後部座席や荷室を使わない人も多いかと思います。

普段の荷物は助手席かその足元に置くことになるかと。

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どうせならこのようなアクセサリーがあれば、よかったかなとおもいます。

ちょっとした普段の荷物もキチンとしておきたい人は多いとおもいますから。

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荷室用のものはありますが、いちいち荷室を開けるのが面倒だと思う人もいるので…。

インプレッサスポーツはその名のとおり、公式の写真のように、体を動かす目的でたくさんモノを積むことが想定されたデザインだと思われます。

たっぷり積めるという特徴を活用することがない場合は宝の持ち腐れ感があるかもしれませんね。

以上がインプレッサスポーツのインテリアが誰にウケるか、という思考です。

まとめますと

  • 背もたれを活用してゆったり座って運転する人
  • 座席が低い位置に慣れることができる人
  • たくさん積載する人
  • 流れるようなデザインが好きな人

このようになるかと思います。

あとはでしょうか。

インテリアは黒を基調としています。

世には明るい内装の車もたくさん存在しています。

明るい配色、可愛いカラーデザインが好きな人は苦手に思うかもしれません。

あくまでシックで渋く、ゆったり落ち着いているのがインプレッサスポーツのインテリアデザインですね。

インプレッサスポーツのエクステリアにほしいもの

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全体のフォルムはなめらかで、見る角度によって印象が変わるのがインプレッサスポーツです。

横から見ると鋭く見えるのですが、斜め前から見ると力強い貫禄を発揮します。

やはりエクステリアで一番目立つところといえばフロント、顔です。

レヴォーグやXVと比較すると、どうしても「薄い」顔という印象があります。

しかしそれがインプレッサスポーツの特徴でもあるのですが。

インプレッサスポーツのこの顔は「車」をイメージする非常にステレオタイプなものだと感じますね。

「薄い」とよく言われはしますが、エンブレムの左右のメッキの装飾は他では見られないインプレッサだけの装備。

これを受け入れられる人がターゲット層になると思いますね。

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ちなみにフロントグリルに装飾がないとこのような感じになります。

網がむき出しのようでこれはこれで武骨かもしれませんが、上質感は無くなってしまいますよね。

やはり装飾は必須です。

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ホイールについてです。

ホイールは標準装備とは思えないほどスマートで洗練されています。

いかつさはなく、かといって弱弱しいわけでもなく。

こちらはどんな人でも受け入れられるでしょう。

ホイールはグレードによってサイズが違います。

1.6i-L EyeSightは16インチ、2.0i-L EyeSightは17インチ、2.0i-S EyeSightは18インチです。

このホイールはインプレッサスポーツの乗り心地にも大きく影響しているので、余裕があるなら18インチでどっしりとしたアルミホイールがほしいところですね。

エクステリアのオプションについてです。

スポーツ系ワゴンですので、そこそこ充実した品ぞろえとなっています。

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昼間もその存在をアピールするLEDアクセサリーライナーは、光っているだけで顔つきを変えます。

フォグライトもデザイン的に装着するとさらにいいでしょう。

標準でもそこまで見劣りすることはないサイドですが、かなりオプションが充実しており、上中下と3つの搭載が可能です。

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こちらはボディにモールディングと言われる装飾をしています。

ドアの下には、メッキのドアアンダーガーニッシュ

サイドシルもオプションで変更できます。


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比較するとサイドシルはこのような見た目の違いとなります。

リヤはシルバーのバンパーをアクセサリーとして搭載できます。

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ボディカラーとの組み合わせ次第で目を引くことができると思います。

サイドと同じく、メッキ仕様のテールゲートガーニッシュも用意されている模様。

このようにアクセサリーを充実させれば、いくらでも特徴は出せると思います。

エクステリアは以下のような人をターゲットとして狙っていると思います。

  • 特徴がないのが特徴の顔が好きになれる
  • オプションやカスタムでもっとかっこよくしようと思う

インプレッサスポーツのターゲット層はおじさん?

以上、どのような層の人にウケるのかという内容でした。

インプレッサスポーツはは30代、40代以上の男性が好む傾向にあるようです。

しかし女性ユーザーもそこそこ見かけます。

理由はスバル車のなかでも手を出しやすい位置づけの乗用車であるからだと思われます。

頑丈だと評価の高いスバルの新車の中で価格も見た目も万人に受け入れられやすいのです。

まさにそういった人をターゲットにしたのがインプレッサスポーツと言えるでしょう。

スバル・インプレッサスポーツのインテリアやエクステリア、車中泊

 

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