今年9月にマイナーチェンジをした“シエンタ”。内装を詳しく御紹介、はてさてその評価は如何に!?そしてライバル車とされているホンダの“フリード”と内装を比較してみました。
違いはどんなところにあるのでしょうか?合わせて、シエンタが人気とされる理由についても考察していきたいと思います。
Contents
シエンタの内装はこうなってる!
新型シエンタの内装、まずはシートから御紹介していきましょう。
シートはグレードによって変わってきます。
グレード別内装(シート)
G Cuero
“Cuero(クエロ)”とはスペイン語で革という意味です。
合成皮革+スエード調の使用になっていて、ダブルステッチがアクセント。
最も高級感のあるシートとなっています。
G・車いす仕様車(G)
こちらは上級ファブリックを使用、カラーはブラック×ブラックとフロマージュ×ダークブラウンから選ぶことができます。
X・車いす仕様車(X)
こちらはファブリックを使用、カラーはブラック×ブラックとフロマージュ×フロマージュから選ぶことができます。
FUN BASE(G・X)
こちらは今回から新しく仲間入りをした5人乗り2列シート、カラーはブラック×ブラックのみです。
上級ファブリックとファブリックがあります。
インパネ
インパネもシートのカラーによって変わります。
カラーによって随分と印象が変わってきますよね?ボディカラーとのバランスを考えながら選ばれるといいですね。
3列シートアレンジ
3列シートのシートアレンジです。ベビーカーや26インチのマウンテンバイクがそのままの状態で載せることができます。
用途の幅が広がりそうですね。
収納スペース
小物などの収納スペースです。
ラゲージスペースもこの広さ。大きな荷物も楽に載せることができます。
ラゲージの下にも、濡れた物や汚れ物などが収納できるスペースがあります。アウトドアで活躍しそうですね。
続いては内装の評価についてお届けしていきましょう。どんな評価がされているのでしょうか?
内装への評価は賛否両論
車内と言えば自分の部屋のようなもの、いろんな意見が出てくるのが当たり前です。
シート
シートでは、先ほど内装の画像でご紹介したフロマージュ×フロマージュが人気があります。
色が明るくて室内に圧迫感がなく広く感じるそうです。
確かにそうですよね、車のシートには珍しい淡い色でとても素敵です。
女性好みと言えますね。ですが中には汚れが目立ちそうという意見も、ファミリーカーには適さない色であると…まあ、分からなくはないですが。
座りごこち
座り心地は程よい硬さで良いと好評価、後部座席でも満足という意見が…。シート全てが特等席と謳っているだけのことはありそうです。
収納
続いては収納について、シートアレンジが自由自在で大きな荷物を載せることができると好評なのですが小物類の収納スペースが少ないという意見が上がっています。
わりと車の中は小物類の置き場に困る時がありますよね?
また内装に高級感が感じられないという意見もありました。
グレードによって質感が変わってきますからね…、長年の人気車なだけにマイナーチェンジともなると購入する側の期待感は高いのかもしれません。
続いてはライバル車、ホンダの“フリード”と内装を比較してみましょう。
ライバル車のフリードと比較してみると?
シエンタとホンダの“フリード”はライバル車としてよく知られていますよね?フリードも非常に人気のある車です。
サイズも似ているのでネット上ではいろんな視点から比較されています。
引用 https://www.honda.co.jp>FREED
外観から言うとフリードの方がおとなしめで万人受けするデザインと言えますが、シエンタの外観は個性的です。
はてさて内装はというと…パッと見た感じはフリードの方がインパクトがあり、2列目シートが独立しています。
引用 https://www.honda.co.jp/FREED/webcatalog/interior/cabin/
ウオークスルーが可能となっているので雨の日などは便利ですよね。
引用 https://www.honda.co.jp>FREED
カラーはベージュ・ブラック・モカの3色。シートアレンジが豊富で車中泊が可能、シエンタに比べるとゆったり感があって質の良さが感じられます。
引用 https://www.honda.co.jp/FREED/webcatalog/interior/utility/
シエンタのシートも2列目シートは独立していてベンチ風のシートになっています。
運転席と助手席間、1列目と2列目のウォークスルーが可能です。
そして、今回シエンタは5人乗り2列シート・FUN BASE(G・X)を新しく加えました。
シートアレンジで最大荷室の長さが2065mmにもなります。
こちらも3列シートと同じように26インチのマウンテンバイクを2台載せることができます。
フリードにも5人乗り2列シートがありますが、最大の荷室の長さはシエンタの方が長いんです。
これはポイント高いかもしれません。ゆったりとした車中泊ができますからね!もちろんシートアレンジも豊富でシートが格納できるのも嬉しい点と言えるでしょう。
またFUN BASEにはラゲージの左右に9個ずつのユーティリティホールが付いています。
アクセサリー購入にはなりますが、画像(下)のように荷物を二段に分けて積むことができたりと便利な使い方ができるようになっています。
さらに、カップホルダー付きのテーブルを購入すれば食事スペースにだって早変わり!小さな子どもさんがいる家庭には嬉しいですよね。
子育て中のファミリーでなくても、アウトドア好きの方にはピッタリなFUN BASEではないでしょうか。
では最後にシエンタが人気とされる理由について考察していきましょう。
シエンタが人気な理由
シエンタが人気を持ち続けている理由とは…やはり運転のしやすさ。
女性でも運転がしやすいという点。ファミリーカーなので運転する人が1人とは限りませんよね?女性が運転するケースだって多いはずです。
運転する場所も様々、広い道や狭い道、広い駐車場や狭い駐車場など。そうなると運転しやすいというのは絶対条件になってきます。
シエンタのサイズは全長4260mm・全幅1695mm・全高1675mm・最小回転半径が5. 2mと、女性にとってはコンパクトで小回りの効く嬉しいサイズなんです。
それからカラーバリエーションの豊富さ。デザインが気に入っていたとしても思う色がなかったら購入をためらってしまいますよね?色によって車の雰囲気は随分と変わってきます。
その点シエンタはいろんな色があってまるで色鉛筆のよう…。きっとお気に入りが見つかるはずです!選べる楽しさがあります。
そして乗り降りのしやすさ。シエンタは地面からの高さが330mmと低床、特に小さな子どもさんやお年寄りの方には嬉しい高さ。妊婦さんでも乗り降りしやすいという声もありました。
ファミリーカーにとっては重要なポイントと言えますね。
大きな車もいいですが何処にでも行ける万能な車がやはりいいですよね?
そして小さいけれど多くの荷物を載せることができる、運転する人を選ばない、使いやすくて皆に優しい車…。
つまり、シエンタは今のファミリーのニーズに合った車。それがシエンタの人気の理由なのではないでしょうか。
シエンタの内装の比較まとめ
新型シエンタの内装には辛口な評価もありましたが、良い評価もありました。完璧な評価というのはないですからね、いろんな評価があるという事はそれだけユーザーさんが多いということ。次に出る車はもしかしたらそこが改良されているかもしれません。
いろいろと使ってみないと…、多くの方が乗ってみないと分からないことだってあります。
私たちユーザー側も工夫して使ってみる、何かを付け加えて使ってみるという試みも必要なのではないでしょうか?
ライバル車にはライバル車の良いところがあり、売りにしている点も違うでしょう。それぞれの良さがあるからこそ比較もされるのです。
この先、どれだけ新型シエンタは人気を上げていくのでしょうか?
楽しみです!