2年連続で新車販売台数で1位を獲得するほどの人気のホンダヴェゼル。
価格面では、大変コストパフォーマンスに優れたクルマであることも、
人気の理由です。しかし、もっとお得に手に入れられたらいいですよね。
今回は、ヴェゼルの値引きについて掘り下げてみました。
ホンダヴェゼルの値引きに対する相場はこれだ!
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まず、結論から申し上げましょう。
ホンダヴェゼルの2019年1月時点での値引き相場は、およそ18万円と思われます。
ここ3年程度のスパンで見て、過去最大の値引き相場となっています。
2018年2月のマイナーチェンジを経て、値引きが渋い時期が続きましたが、
10月ごろより値引き相場がそれまでに比べて高値安定となり、
18万円程度となっていますが、ここで一つ心配なニュースが。
値引額相場は過去最大に近い状況となりましたが、実際の交渉では8万円程度でストップしているとのこと。
ただ単に「値引きしてください」というのでは8万円程度でさえ進むことができません。
ここで交渉が必要になってきます。
ただ単にお願いしているだけでは、無駄話をしていると全く変わりません。
最近購入した人の声では、
「C-HRと競わせると反応が良かった」
「CX-3と争わせると値引額がアップした」
「スバルXVと競わせると有効だった」
「ヴェゼル同士の競合で値引きを引き出せた」
「隣の県のホンダカーズと競わせると値引してくれた」
というような声が聞かれます。
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ヴェゼルの値引きでは、同じスモールSUVのC-HRやCX-3と競合させるのが定石となっています。
それでも値引きが伸びない場合は、ヴェゼル同士を競合させるのが効果的でしょう。
別に第一希望がホンダヴェゼルであったとしても、「C-HR」が第一希望で、ヴェゼルと悩んでいる…
というスタンスが重要です。この辺りはまた後ほどご紹介しましょう。
ホンダの公式ディーラーは、「ホンダカーズ○○」という名称ですが、ホンダ同士を競合させるときは、
この「ホンダカーズ○○」の「○○」に注目してください。○○が一字でも違えば別会社なのです。
分かりやすくいえば、都道府県が違えば別会社です。実際にホンダ同士の競合が非常に効果的なようです。
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「ホンダカーズA店では、初回値引額は5万円。隣の県のホンダカーズB店に行き、
A店の値引き額を伝えて交渉。すると、担当営業は「値引きではA店には負けません!」と
12万円の値引きの提示。結果オプション20万円以上の値引きとなり、B店で契約しました」
という声も見られました。
このように、ホンダ同士の競合が効果的なようです。
また、他のメーカーディーラーに行った際は、
- その車種が本命かどうかは伏せる
- 実は他にも気になる車種があって迷っていると伝える
- 予算を聞かれても具体的な金額は伝えない
- 初回の商談は長引かせない
ことがポイントです。得てして担当営業からは「決めてくれるなら頑張りますよ」とか、
「値引きは一律いくらと決まっていまして…」と畳みかけてくるところでしょうが、
そこはグッとガマン。サッと席を立ちましょう。
ホンダヴェゼルの値引き限度はどの程度?
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値引き相場は、先ほどお伝えしましたが、値引き限度はどれぐらいでしょうか。
オプションからの値引を含めて20~25万円以上の値引きが限界ではないでしょうか。
こういう値引限界の話題となりますと、決まって30万、40万のような大きな値引きの数字が出て、
「本当にこんなに値引きできるの?」
というような額が飛び交うことがあります。
ここで注意しなくてはならないのは、下取りです。以下の3つのパターンを見てください。
以下の3つの見積書のうち、支払総額が最も少ないのはどれでしょうか。
見積書A 値引40万円 下取り110万円
見積書B 値引30万円 下取り120万円
見積書C 値引25万円 下取り125万円
すぐお分かりと思いますが、全ての支払総額は同じです。
一見見積書Aが値引が大きく得をしたように見えますが、その分下取りが小さくなっています。
このように、下取り車を使えば、値引額は何とでもなるのです。
つまり、「下取り車を安く査定して、浮いた差額で見かけ上の値引きを大きく見せただけ」
であることが多いようです。
ディーラの場合、下取り車は買取専門店より安い金額しかつけられないため、
むしろ正直な営業は値引き交渉の際、下取りなしにして買い取り専門店への売却を勧めてくれるようです。
ですから、見積書を入手したら、まずしっかり下取り額のところを確認しましょう。
その上、値引額を確認したうえで、さらに「メンテパックを無料を付けてもらう」
「ボディコーティングをサービスしてください」といった数万円程度の無料サービスを
お願いしてみてはいかがでしょうか。
さらに、納車時ガソリン満タン、車庫証明費用のカット、端数カットなどダメ押しで申し出てみましょう。
そのうえでハンコを捺しても遅くはないと思います。
ホンダヴェゼルの値引き目標はここに設定しよう
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以上、現時点のヴェゼルの値引き相場、値引限界額、それに付随した値引きを引き出す
いろいろなテクニックをお伝えしてきました。
こうしたところを含めて、値引き目標の設定を確認してみましょう。
2019年1月現在
本体値引目標 18万円 オプション付属品含む値引目標 20万円
限界目標 オプション付属品含む値引目標 24万円
調査したところ、現状の目標額はこの金額となっています。
はじめにもお伝えしたように、2018年2月のマイナーチェンジ直後は引き締めとなりましたが、
10月くらいからかなり緩んできています。
しかし、もし本体値引が7万円程度で伸び悩んでいるのでしたら、まだ値引上積みの余地はあります。
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課題は、目標値引の情報があるのに、なぜ自分の値引きが伸び悩んているのか、ということですね。
ネットや雑誌の値引き情報を調べていって、ディーラーに伝えても値引きが増えることはまずありません。
ディーラーは実体のない相手(=ネットや雑誌)に客を取られることなく、値引き競争をする必要がないからです。
従って他人の値引き情報を知っているだけでは、自分の見積もりの値引きアップには役立たないのです。
もう少しかみ砕いて説明すると、ディーラの立場で言えば、目の前のお客さんがどれだけ雑誌の情報を
まくし立てても、痛くも痒くもないのです。
ディーラーは他のクルマを買われるのが一番困るのですよね。
では、どうしたらよいでしょうか。
少し前にお話ししたように、他のクルマを買うかもしれない、という姿勢を取ればよいのです。
これは繰り返しになってしまうのですが、
- ライバル車との競合 →スモールSUV同士の競合がポイント
- ヴェゼル同士の競合 →資本の異なるホンダディーラー同士の競合をしてみましょう
- 異なる都道府県の競合 →隣県の異なる資本ホンダディーラーと競合を試みてみましょう
- サブディーラー →正規ディーラーでなくても新車は買えます
また、ホンダはディーラーの方針でいわゆる新古車をあまり出さないようにしているとのことなので、
他社メーカーのように、新古車を狙っていくのは難しいと思われます。
従って、上に挙げた4点を念頭に置いて、目標値引額に向かって交渉していきましょう。
今回は、値引き相場、値引限界額、目標値引額と価格面を深く切り込んで調べてみました。
ホンダヴェゼルは、燃費のよさ、装備の充実という利点のわりに価格のバランスがよく、
もともとコストパフォーマンスのよいクルマとなっています。
しかし、よりお得に購入することで、単にヴェゼルで移動するだけでなく、
ヴェゼルを通じてより楽しい体験を手に入れるチャンスを広げていきましょう!
ホンダヴェゼルの値引き情報についてはこちらもチェック!