日産のセレナは使い勝手が非常に良い車で、2018年ミニバン販売台数ナンバー1を獲得している車です。

乗り味はもちろん、安全装備まで評価されており、他のミニバンにはない不動の地位を築いております。

そんなセレナは価格や人気の装備による値段はどのようになっているのでしょうか。

またグレードによってどのような差別化が図られているのか。

その辺りを落とし込んでいき、早速見ていきましょう!

日産セレナの気になる価格や値段はいくら?

まずざっくりとですが、セレナの価格をみてみましょう。

グレードに関することはのちに説明し、まずは価格はこのようになっております。

¥2,440,800~¥3,821,040(2WD/4WD含む)

となっております。

価格差がグレードによる¥1,300,000もあるのは、かなり幅のある車だと言えます。

というのも、セレナは非常に幅広い層から支持されている車で、通常のグレードからスポーティーなグレード、また上質な仕上げにしたグレードまで取り揃えていますので、多くの年齢層の人を対象していることがわかります。

それは若いファミリーから、少しお金を持っているご年配の層までで、また車にそんなに関心がないけど、購入を考えている人までです。

その理由をいくつか見ていきましょう。

安全及び快適装備の充実

セレナはユーザー目線で作られた車で、非常に快適な装備が充実しております。

例えば、室内の広さは同クラスのミニバンの中でも一番の広さを誇っており、全ての座席に人が座っても足元も頭上も十分なクリアランスを確保できております。

それに伴い、トランクの大きさもミニバントップクラスの容量なので、大きな荷物も難なく積める広さとなっております。

また何気に嬉しい機能として、キャップレスの給油口が日産初がセレナに装備されたというところです。

例えばお子さんを連れている状態で、ガソリンスタンドに行った場合は、ガソリンなどの燃料は子供の目線の高さと同じですから、触ったりすることもあります。そして手を汚さずに済みますので、清潔面もクリアできます。

また車の面から考えれば、給油キャップの閉め忘れは、車にとって重大な事故になりかねないので、忙しいママさんなどには非常にありがたい機能ですし、給油がストレスフリーになるのも嬉しいです。

そしてセレナには先進性の安全装備が搭載されております。

引用:http://www.nasva.go.jp/

セレナはJNCAPで最高ランクの評価を獲得しており、どの分野でも最高得点をマークしました。

またこの安全装備と快適性能を融合させたのが、日産の看板機能でもある、プロパイロットになります。

引用:https://www3.nissan.co.jp/

使える場面は高速道路のみですが、長時間や長距離車の運転をする場合は非常に役に立つ機能で、今までは人間が操作していた部分のハンドル操作やアクセルやブレーキなどを自動で行ってくれる機能になります。

ハンドルを握っていないと警告音がなる仕組みですが、車間距離を一定で保ったりなどの周りの環境に合わせて自車の動きを変化させてくれるのは非常に便利な機能になります。

豊富なカラーバリエーション

セレナは個性豊かなカラーバリーションを取り揃えており、最近流行りのツートンカラーなども設定されております。

全グレード含め、13色用意されており、自分に合ったお好みのカラーを選択できるのも人気の理由の一つです。

やはり一番人気のカラーはホワイトとブラックのツートンカラーで、非常に人気のあるカラーリングです。

セレナは他のミニバンに比べ、高重心な車なため、どうしても浮ついたように見えてしまいますが、ルーフ部分をブラックにし、ピラーやドアミラーも同色にすることで重心のあるように見えるので、見た目を変えるには一番効果があると言えるカラーパターンです。

また他にも人気色としてカシミアグレージュというカラーリングも人気になります。

陽の当たり方によってはピンクがかったグレーになり、色々な面を見せてくれるカラーリングとなっております。

日産セレナの費用はどの程度なのか!?

では、セレナに掛かる費用は一体いくらなのでしょうか。

車は本体価格以外にもオプションの費用が掛かり、自分好みにカスタマイズするとなると、それなりの金額になります。

そのパターンをここで全て記すことはできないほどなので、ここではセレナの人気の装備の話に絞って話を進めていきます。

早速ですが、見ていきましょう。

セレナの人気装備の費用は?

前項でも少し触れましたが、日産にはプロパイロットという、自動運転技術があります。

セレナにもこの機能が搭載させることができ、セレナを購入する人にとても人気のある装備になります。

特に人気なのが、プロパイロットが設定されている「セーフティパックB」になります。

費用は¥243,000で、パック内容はプロパイロットやオートブレーキ、車線逸脱防止機能、カーテンエアバッグなどが装備されています。

その他にも搭載されており、値段以上の安全装備が搭載されているので、このオプションをつけることをオススメします。

また装備できるグレードが決まっており、

e-POWER XV

e-POWER ハイウェイスターV

X VセレクションⅡ

G

ハイウェイスターV セレクションⅡ

ハイウェイスターG

となっております。

その他のセレナの人気のオプション費用

セレナの人気ナンバーワンカラーはホワイトとブラックのツートンカラーになります。

その費用は¥75,600になります。

またカシミヤグレージュは¥43,200になります。

オプションカラーの理由は日産はスクラッチコートといって、すり傷程度ならば傷が消える塗装を採用しているからです。

引用:https://www3.nissan.co.jp/

例えば、ドアノブなどは必ず触るところで、よく爪で削れて白く傷がついてしまうことがありますが、そのような心配がなくなり、また洗車機などのブラシ傷なども復元してくれます。

やはりこの塗装は人気で多くの人がこのオプションカラーリングを選択しております。

またファミリーなどに人気なのが、リアエンターテイメントモニターが装備されるナビオプションです。

こちらの費用が¥409,553~¥425,260となっております。

日産セレナのグレードによって違いはあるのか?

 

セレナには主にグレードが三つあります。

ハイウェイスター

AUTECH

NISMO

の三つになります。

実はセレナはグレードごとに違いが細かく設定されており、その中からS-HYBRIDとe-POWERでも装備の違いがありますので、非常に複雑になってきます。

この記事の冒頭でも述べたように、幅広い層を対象としている車なので、その選択肢が非常にあります。

なので、ここではそれぞれのグレードの特徴を述べていき、グレードの違いを明確にしていきます。

そして最後にe-POWERだけの専用の装備なども紹介していきます。

まず最初にハイウェイスターから見てみましょう。

ハイウェイスターのグレードの特徴

通常のグレードに比べ、エアロパーツが装着されます。また専用のアルミホイールが装着されます。

ハイウェイスターのVとGがあり、このモデルからセーフティパックの装着が可能になります。

またVはセカンドシートが超ロングスライドが可能なので、室内広々使えるのと、オートスライドドアが装備されます。

続いて、NISMOです。

NISOMOグレードの特徴

NISMOは専用のエアロパーツとアルミホイールとデイライトが装着されます。

NISMOは日産の専門レーシング部門なので、セレナに走りのエッセンスを注ぎ込んだグレードとなっております。

例えば、セレナ専用のボディ補強やサスペンションやNISMOが特別チューニングした電動パワステ、走りに特化したNISMOチューニングコンピューターなど、レーシング技術が存分に使われているグレードになります。

また本革巻のハンドルやレッドステッチのシートや専用のメーターパネルなど、他のグレードとは全く違う仕上がりになっているのがこのNISMOのセレナになります。

では最後にAUTECHです。

AUTECHグレードの特徴

AUTECHはエアロパーツも専用のものが装着され、また足回りもAUTECHのボディ補強材が使われます。

また外装の一番の違いはグリルでAUTECHのみだけ専用のドットタイプのグリルが装着されます。

NISMOとはまた違ったスポーティーさを演出しており、NISMOはだいぶダイナミックに演出されていますが、AUTECHは洗練された演出がされています。

AUTECHは専用のリアランプとフォグランプが装着され、内装もスエード調のシートで、ヘッドレストにはAUTECHのステッチが入っており、シートやハンドルなどがブルーのステッチで演出されており、クールな内装となっております。

e-POWERだけの専用装備

NISMOを除いたグレードにはe-POWERがあり、エンジンは充電のみの機能で走行はモーターのみで走るというモデルがセレナにはあります。

このe-POWER専用の装備は、専用グリルとアルミホイールと専用リアランプになります。

しかし、AUTECHにはe-POWERがありますが、AUTECHの装備が優先されますが、唯一AUTECHでもe-POWER専用のパーツがつくのは専用リアランプのみになります。

また内装に関して言えば、二列目のシートに肘掛けがつきます。

引用:https://www3.nissan.co.jp/

また機械的な部分ではありますが、ギアセレクターがモーターなので電子制御に変わっているのもe-POWER専用の装備になります。

セレナの選択肢は幅広い

繰り返しではありますが、セレナは幅広い層を対象にしている車なので、数多くのグレードやオプションが設定されています。

ある程度グレードによってパッケージングされてはいますが、そのグレードも数多くあります。

この懐の広さが販売台数ナンバーワンを獲得できた理由でもあり、何より安全装備や快適性能も相まってのことでしょう。

セレナの購入を検討している方におすすめなのが、自分が欲しいカラーリングや内装などをある程度決めておくことでしょう。

選択肢がありすぎると、迷ってしまうのである程度自分で決めておけば、理想のセレナを選択できると思います。

なので、自分が求めているセレナを決めておき、見積もりなどをしてみてはいかがでしょうか。

→日産セレナの価格や費用、グレードについてはこちらでも紹介しています

 

この記事を書いた人

テンさん
車はもっぱらカーシェアリング。
でも本当は・・・本当はマイカーが欲しいんです!
その溢れんばかりの情熱を記事にぶつけていっています。