発売以来ベストセラーになを連ねているホンダフリードですが不具合やリコールなどの情報が気になる方も多いと思います。
今回はフリードのリコールや不具合に対する情熱を検証してみたいと思います。
ホンダフリードの不具合報告はどんな感じ?
引用:https://www.honda.co.jp/FREED/webcatalog/performance/passive-safety/
クルマは機械ですから故障や不具合は付き物です。
キチンとメンテナンスをしていても故障する事はありますが、その様な場合にはメーカー保証で修理することができます。
メーカーが製造上の不具合が原因で故障がでる可能性がある場合はリコール情報を発表して事前に部品などを無償で交換してもらえます。
個別の車体で頻発しやすい故障というのはどうしても存在していて、分かっていれば早めに対処してトラブルを避ける事ができます。
フリードの場合にはどの様な事例があるのでしょうか。
トランスミッションであるCVTのトラブルはよく聞かれます、フロア下からウィーンと音が聞こえる様になったら要注意で、早めに点検して貰いましょう。
引用:https://www.honda.co.jp/FREED/webcatalog/performance/passive-safety/
軽いうちは部品交換で対処できますが、CVT本体を交換するようになると出費も多くなってきますから要注意です。
スライドドアが開かなくなるというトラブルもあるようです。
電動スライドドアはレギュレータやモーターのトラブルがあると開かなくなります。
電動ならではの欠点ですが機構上の事ですから部品交換で対処できます。
エアコンのコンプレッサーが故障すると冷房が効かなくなり、夏は大変ですね。
冬場はヒーターは効きますがデフロスターの効果がなくなり、除湿が効かないので曇り止めができなくなります。
エアコンガスの交換のみなら数千円ですみますが、コンプレッサー交換となると10万円程度は用意しなければなりません。
シートベルトのバックルが外れにくくなるといった声も挙げられています。
個別の部品トラブルのようですが必ず使用する部分ですからこれは困りますね。
対処は部品交換のみで大丈夫で、費用は数千円程度だそうです。
引用:https://www.honda.co.jp/FREED/webcatalog/performance/passive-safety/
フリードは電動パワーステアリングなのですが、この部分に不具合が生じるケースもあるようです。
走行中にステアリングの重さが変わったり、異音が発生しますが原因は制御ユニットの不良からきているようで、点検した上でプログラムの書き換えで対処できるようです。
年数が経過すると使いかたによって不具合が出る場所が特定されてきますから、兆候が現れてきたら早めに点検して対処する事が大きなトラブルを防ぐためには大切ではないでしょうか。
ホンダフリードのリコールの情報を知りたい!
引用:https://www.honda.co.jp/recall/auto/info/180927_4338.html
ここまではホンダフリードの不具合の詳細についてお知らせさせて頂きました。
ここからはフリードのリコール情報について検証していきたいと思います。
これまでに発表されているフリードのリコール情報を調べてみました。
平成30年9月27日
エアバッグ装置の不具合
助手席側のエアバッグのインフレーター(膨張装置)において、環境温度および湿度変化の繰り返しによりガス発生剤が劣化することがあります。そのため、エアバッグ展開時にインフレ-ター内圧が異常上昇して、インフレーター容器が破損するおそれがあります。
対処は助手席側エアバッグのインフレーターを対策品と交換します。
形式 DBA-GB3
製造年月日 平成26年1月6日~平成26年3月24日
形式 DBA-GB4
製造年月日 平成26年4月1日~平成27年3月30日
形式 DAA-GP3
製造年月日 平成26年1月7日〜平成27年3月30日
引用:https://www.honda.co.jp/recall/auto/info/180927_4338.html
平成30年5月31日
制動装置の不具合
ブレーキマスターシリンダーにおいて、セカンダリーカップの材質と形状が不適切なため、カップがリザーバータンクホースからブレーキ液中に溶け出した可塑剤により膨潤し、また、走行中のエンジンからの熱影響により膨張すると、変形することがあります。そのため、シール性能が低下して、ブレーキペダルをゆっくり踏むとシール部からブレーキ液が漏れ、最悪の場合、制動距離が長くなるおそれがあります。
対処はブレーキマスターシリンダーアッセンブリーを対策品と交換します
形式 DBA-GB5
製造年月日 平成28年8月3日~平成30年2月16日
形式 DBA-GB6
製造年月日 平成28年8月23日~平成30年2月14日
引用:https://www.honda.co.jp/FREED/webcatalog/performance/passive-safety/
エアバッグのリコールは記憶に新しいタカタ関連ですね。
リコールの規模も大きく、メーカーも対処が困難なのは報道などで目にしてきましたが、しっかりと対処してきたのはホンダならではですね。
万が一の事故の時に命を守ってくれる大切な部品の不具合ですから、そのままでは安心して乗る事が出来ません。
86,000台という台数の部分を全て交換するには現場のディーラーは大変な事だと思います。
もう一方のリコールはブレーキ関連ですから、これも重要な部分です。
踏んだ時の力が反映されなくなる可能性があるならば一刻も早く部品交換したいところですね。
フリードではエンジン関連のリコールは見当たりませんでしたから、そういった部分は安心して乗り続ける事が出来そうです。
ホンダフリードの不具合とリコール対応状況まとめ
引用:https://www.honda.co.jp/FREED/webcatalog/performance/passive-safety/
ここまではホンダフリードの不具合やリコールに関連する情報をお知らせさせて頂きました。
ここからはフリードのリコールや不具合に対する対処などについて検証していきたいと思います。
自分の乗っているクルマにリコールが発表されたらどうしたら良いのでしょうか。
リコールは不具合が発生する可能性があるので、事前にその部分の部品を無償で交換してもらえるシステムです。
ですからディーラーに整備に出しても基本的に費用はかかりません。
通常はリコールが発表されるとユーザーの元には郵便で連絡があります。
引用:https://www.honda.co.jp/FREED/webcatalog/performance/passive-safety/
そこに不具合の詳細と交換する部品の詳細が記載されていますから、ディーラーに連絡を取ってから整備の予約をして入庫という流れになります。
エアバッグなどの事例のように対象の台数が多い場合は部品の入荷に時間がかかったり、部品が欠品したりする可能性がありますから必ず確認したほうが良いでしょう。
引用:https://www.honda.co.jp/FREED/webcatalog/performance/passive-safety/
不具合が発生した場合はどのくらい費用がかかるのか心配になりますが、機械に詳しくない方はでに持ち込んだ方が無難でしょう。
インテリアなら少々の不具合は自分でも対処できるかとしれませんが、走行に関連する部品はプロに任せるべきです。
タイヤやホイール、ナビゲーションなどのアフターパーツは量販店や街の整備工場でも支障はないと思います。
万が一のために定期点検など日常の整備もディーラーに出して普段からよく点検しておいて貰いましょう。
不具合が起こった時、特に費用が大きくなりような時は、融通をきかせて貰える時もあるからです。
例えば、ミッションなどのパーツ代が高額な時はストックしてある中古部品を使って安くあげることもできます。
飛び込みで知らない整備工場に持ち込んでも一見のお客は歓迎されない場合も多々ありますから、販売店との友好な関係は大切になってきます。
引用:https://www.honda.co.jp/FREED/webcatalog/interior/utility/
定期点検で効果する物は主にオイルなどの油脂類が主で、部品といえばオイルフィルターやワイパーのゴム、バッテリーくらいでしょうか。
距離を走る方ならブレーキパッドやローターが入ります。
もう少し距離を走るとパワーステアリング関連やウオーターポンプ、エアコンのコンプレッサーなどの効果が視野に入りますが、長い年月を乗り続けるなら消耗品に属する部類に入り、故障とはニュアンスが異なってくるかもしれません。
クルマの個体別に弱点は比較的公開されていますから、人間の身体と同じで自らをよく知る事がトラブルを最低限にする秘訣なのではないでしょうか。