2018年7月に発売された新型フォレスター。
ターボ車の廃止やハイブリッド車の追加、スバル初となるドライバーモニタリングシステムが採用され、多くの人から注目を集めていました。
パワートレインの変更がされ新型フォレスターのグレードは4種類となっており、各グレード様々な特徴をもっています。
今回は各グレードどの様な違いがあるのか調べてみたいと思います。
新型フォレスターの購入を希望している人でまだグレードを決定していない人は是非参考にして下さいね!
では各グレードの特徴を見て行きましょう。
Touring
新型フォレスターのエントリーグレードとなっているTouring。
手頃に購入することが出来るので、可能な限りやすく新型フォレスターを購入したい方にはおススメのグレードです。
エントリーモデルであっても標準装備の数は多く、以下の様な機能が備わっています。
・225/60R17 サマータイヤ
・17インチアルミホイール
(ダークメタリック塗装+切削光輝)
・X-MODE
・LEDハイ&ロービームランプ
・ステアリング連動ヘッドランプ
・電動パーキングブレーキ
・ステアリングヒーター
・フルオートエアコン
・Touing用ファブリック/トリコット
+合成皮革シート(シルバーステッチ)
・シートヒーター
・フロントシートバックポケット
・USB電源(フロント2+リア2)
・アイサイト(ツーリングアシスト付)
・サイドビューモニター
・歩行者保護エアバック
・アクティブ・トルク・ベクタリング
スバル車の特徴であるアイサイトやX-MODEも搭載しており、非常に優秀な装備が多く完成度は高くなっています。
やや残念な点はキーレスアクセスとプッシュスタートが採用されていない点ですね。
最近の車には必須アイテムとなっている機能だけに標準装備に追加されていればエントリーモデルと言えどTouringを購入する人はかなり多かったのではないでしょうか?
ガソリン車の上級グレードであるPremiumと比較してもデザインに大きな違いはなく、変更点はフォグランプの形状と光源にハロゲンが使用されている点やウインドゥモールのメッキ装飾などとなっています。
エントリーグレードと言えど侮れない車となっていますね。
Premium
ガソリン車の上級グレードにあたるPremium。
エントリーグレードのTouringから以下の装備が変更・追加されています。
・225/55R18 サマータイヤ
・18インチアルミホイール(ダークメタリック塗装+切削光輝)
・LEDフロントフォグランプ
・フルオートエアコン(2連ダイヤルタイプ)
・Premium&Advance用ファブリック/トリコット
+合成皮革(シルバーステッチ)
・光輝ウインドゥモール
・アイサイトセイフティプラス(運転支援)
・キーレスアクセス&プッシュスタート
アイサイトの拡張機能であるアイサイトセイフティプラス(運転支援)が標準装備されており、より安全性能が高い車へと進化していますね。
シート素材にはPremium&Advance用ファブリック/トリコット+合成皮革(シルバーステッチ)が使用されていますが、メーカーオプションとして本革シートを選択できるのもPremiumの特徴となっています。
また、Touringと比較し、フォグランプにはLEDが使用され、装飾として光輝ウインドゥモールも採用されています。
上級グレードに相応しく、Touringと比較し機能性や高級感が格段にアップしたグレードとなっていますね。
X-BREAK
新型フォレスター内でもアウトレジジャー目的のグレードとなっているのがX-BREAK。
Touringと比較し、追加・変更されている装備は以下の通りです。
・225/60R17オールシーズンタイヤ
・17インチアルミホイール(ガンメタリック塗装)
・LEDフロントフォグランプ
・シフトパネル&ペンチレーショングリル
・撥水ファブリック/合成皮革シート
(レッドオレンジステッチ)
・センタートレイ加飾
・フロアコンソールリッド
・LEDカーゴルームランプ
・LEDリアゲートランプ
・撥水カーゴフロアボード
・ルーフレール
使用目的の為、撥水加工を施した装備が目立ちますよね。
季節を選ばず使えるオールシーズンタイヤを標準装備している点も特徴的です。
また、X-BREAKは他の3種類のグレードと比較したとき、内装や外装も大きく異なっています。
内外装ともにレッドオレンジの装飾が施されており、非常にアクティブな印象を受けますよ。
新型フォレスターX-BREAKは機能性やルックス両方ともアウトレジャーに最適なグレードとなっています。
Advance
新型フォレスターで最も注目されていたAdvanceグレード。
フォレスター史上初のハイブリッド車であると同時に最上級グレートとなっており、Premiumから以下の装備が追加されています。
・フロントグリル&フロントフォグランプカバー
・フロント&リアバンバーガード
・サイドクラッディング
・e-BOXERオーナメント
・運転席シート自動後退機能
・ドライバーモニタリングシステム
最も注目されている機能はe-BOXERとドライバーモニタリングシステムですね。
e-BOXERとはスバル社のハイブリッドシステムの名称であり、ハイブリッドシステムの要であるモーターのスペックを燃費よりも走行に活かしたシステムとなっています。
エンジンは低回転域では大きなトルクを発生することが苦手である為、この点をモーターでアシストすることによりスムーズな発進や加速レスポンスの向上が期待できます。
この特性はストップ&ゴーに非常に適している為、新型フォレスターハイブリッド車は街乗りに最適の車となっています。
また、新型フォレスターAdvanceグレードにはスバル車初となるドライバーモニタリングシステムが採用されています。
このシステムは顔認証でドライバーを登録することで、ドライバーが新型フォレスターに乗り込むだけで使用しているシートポジションやミラー位置に自動で調整してくれるシステムとなっています。
非常に実用性の高い機能となっており、まるで車におもてなしされている気分になると高評価な意見が多くあがっています。
また、運転中のドライバーの顔を常にモニタリングし、わき見運転や居眠り運転と判断した場合、警報音で警告を行ってくれます。
実用性以外にも安全性能も高めてくれていますよね。
アイサイトやアイサイトセイフティプラス(運転支援)、ドライバーモニタリングシステムが搭載されているAdvanceは実用性と安全性能が非常に高い車となっています。
新型フォレスターAdvanceは内装にも特徴があるグレードとなっており、メーカーオプションとしてブラウンのシートを選択できる唯一のグレードとなっています。
オシャレで高級感もあるシートとなっており、「内装にもこだわりたい」と言う方にはピッタリとなっていますよね。
Advanceは先進装備による安全性能や機能性と高級感のある内装が共存する新型フォレスター最上級グレードの車となっています。
新型フォレスターのグレードの違いをまとめると
2018年7月に発売が開始された新型フォレスターは4グレードでの展開となっており、各グレード様々な特徴がありました。
Touringは新型フォレスターのエントリーグレードとなっていますが、完成度が高く侮れない車となっています。
キーレスアクセスとプッシュスタートが採用されていませんが購入を視野に入れても良いのではないでしょうか?
Touring以上の機能や高級感を求めたいなら上級グレードであるPremiumがおススメです。
Touringには無い装備が搭載され、メーカーオプションとして本革シートを選択することも可能となっています。
アウトレジャー目的で新型フォレスターを求める人はX-BREAK一択となりそうですね。
撥水加工を施したシートに加え、非常にアクティブな印象を与えるレッドオレンジの加飾はアウトドア思考の人にはピッタリです。
街乗りで新型フォレスターを使用したい人はハイブリッド車であるAdvanceが最適です。
スバルのハイブリッドシステム「e-BOXER」はストップ&ゴーに非常に適しているシステムとなっていますので、街中では活躍しそうですね。
さらにスバル初となるドライバーモニタリングシステムも採用され、実用性や安全性能が向上しています。
新型フォレスターのグレードは様々な特徴があり、活躍するシーンが異なってきそうですね。
どの様な目的で新型フォレスターを購入するのかしっかりと把握し、グレードを選ぶことが重要となりそうです。
車は一度購入すると中々買い換えることがありませんので、後悔が無いように購入するように自分に適したグレードを選択してくださいね!!