今年でフルモデルチェンジ4度目となり5代目となりましたフォレスターですが、気になるのはやはり燃費ではないでしょうか?

新型投入に伴い改良を加えられカタログ値での燃費は向上したものの実燃費が気になりますね。

そこで、新型フォレスターの実燃費、歴代モデルとの比較、実際に乗られているユーザーの燃費の口コミ、さらに、新型フォレスターの燃費を上げる方法をご紹介しましょう。

新型フォレスターの気になる燃費は?歴代モデルとの変動は?

現在フルモデルチェンジをする場合の決まり事は前モデルよりも燃費が向上していないと発売出来ないと言う規定が定められております。

それに伴い各社研究を続けておりエンジンの見直しや車体の軽量化などに取り組んできました。
フォレスターの歴代モデルもカタログ値では上昇していますが、カタログ値に到達するには不可能に近い状態です。

そこで、歴代モデルと新型フォレスターの実燃費の比較を見てみましょう。

歴代フォレスターと新型フォレスター燃費比較

初代フォレスターSF5型

10・15モード 11.4km~11.6km
実燃費平均 7.28km
燃費達成率 67.41~68.59 %

 

2代目フォレスターSG5型

10・15モード 12.2km~13.0km
実燃費平均 9.75km
燃費達成率 74.99~79.91 %

3代目フォレスターSH5型

10・15モード 13.8km
実燃費平均 9.57km
燃費達成率 69.33 %

4代目フォレスターSJ5型

JC08モード燃費 16.0km
実燃費平均 11.62km
燃費達成率 72.61%

新型フォレスターSK9型

WLTCモード燃費 13.2km
WLTCモード(市街地) 9.6km
WLTCモード(郊外) 14.6km
WLTCモード(高速) 16.4km
JC08モード 14.4km~14.6km
実燃費11.03km
WLTCモード燃費達成率 83.56%
JC08モード燃費達成率 75.55~76.60%

 

他社の燃費比較では10・15モードとJC08モードでの比較の場合大きく差は出ましたが、フォレスターの場合ですとフルモデルチェンジごとに燃費は確実に伸びて行っています。

今回の新型フォレスターから燃費計測の基準が変更されており、「WLTCモード」が採用されています。

JC08モードでは実際と燃費がかけ離れすぎておりその誤差を減らす為、市街地、郊外、高速道路、平均値の4段階での表示となっています。
高速道路メインでは圧倒的に燃費は延びる傾向ですが、市街地の場合ですとリッター10を切るほどに落ち込みもあります。

次は実際に新型フォレスターに乗られているユーザーさんの口コミをまとめてみましたのでご覧ください。

新型フォレスターの燃費の口コミをまとめてみた

40代男性Aさん

「フォレスターX-BREAKに乗っています。大型のエンジン搭載なので燃費には期待していませんでしたが、思うほど悪くはないです。通勤メインで使用していますので市街地モードと同じような燃費になります。休日家族サービスで出かける時は高速での燃費は良く乗り心地も安定しており楽に運転出来ます。」

50代男性Bさん

「フォレスターにハイブリッドが搭載されると聞いてベースグレードと悩みましたが、結局Advanceにしました。
私は街乗りが多くあまり遠出もしないので営業マンからAdvanceを進められましたが、正解でした。
燃費はストップ&ゴーの多い市街地の場合Advanceの方が有利で長距離を走る場合は燃費の伸びは見込めません。
最低でも燃費11はキープしていますのでいい買い物をしたと思いました」
新型フォレスターから投入されてWLTCモードですが、2.0Lハイブリッドと2.5Lエンジンでは燃費が変わってきます。

ハイブリッドの場合WLTCモードで市街地11.2kmに対して2.5Lエンジンの場合9.6kmとハイブリッドに軍配が上がりますが、郊外の場合、ハイブリッド14.2km 2.5Lエンジン14.6kmと2.5Lエンジンに軍配があがります。

さらに高速走行の場合、ハイブリッド16.0km 2.5Lエンジン16.4kmと微妙な差ですが、2.5Lガソリンエンジンの方が有利な結果となります。

ハイブリッドはストップ&ゴーの多い市街地では最大に発揮されますが、長距離などの場合ですと若干ながら劣る結果となりました。

しかし、長期休暇の帰省時の渋滞となればハイブリッドの方が軍配が上がる結果となります。
また、2.0Lハイブリッドエンジンはフォレスター全体の受注割合で40%を占める割合で人気を集めています。

フォレスターの中では唯一減税対象のグレードですのでこれからも人気を集めて行くでしょう。

新型フォレスターの燃費を上げる方法は?


フルモデルチェンジに伴い燃費は改善されていますが、燃費の一番の問題はドライバーの運転方法が大きく作用すると思われます。

そこで新型フォレスターの燃費を上げる方法をご紹介します。

無駄なアイドリングを抑える

待ち合わせや荷物の積み下ろしでのアイドリング状態を長く続けていくとその分燃料を消費します。

平均して5分で65mlのガソリンを消費することになりますので1時間と考えると785mlもの浪費となります。

エンジンオフの目安は5分が目安で、それ以上停車している場合ですとエンジンオフすることで無駄な浪費もカットできる為燃費アップにつながります。

急発進、急ブレーキの乱用を避ける

信号待ちからの急発進などで一度に40mlもの燃料が消費されるというデータが出ています。

急発進、急ブレーキは事故の原因となりますので車間距離をあけ気持ちにゆとりを持って運転することで燃費向上につながります。

アクセルワークを一定にキープする

車で一番ガソリンを消費するのはスピードアップ時の時が挙げられます。

エンジン回転数を上げることで早く走ることが出来ますが、その分ガソリンの消費も多く消費してしまいます。

信号待ちからの発進などでは徐々にアクセルペダルを踏み込むようにし、一定の速度でキープすることで無駄な消費を抑えることが可能です。

また、車間距離をあけることにより無駄に減速しなくても済みますので燃費向上につながります。

必要最低限の荷物だけにする

燃費を左右する要因の一つが重量です。
重量が重ければ重いほど消費する燃料が多くなり燃費が下がります。

趣味の道具など積んだままになっている場合もあると思いますが数キロでも軽くすることで燃費は上がりますので実践してみましょう。

新型フォレスター燃費、歴代モデル燃費、燃費口コミ、燃費向上まとめ

歴代フォレスターの実燃費を見ますと極端な変化も無くバランスの取れた燃費だと言えるでしょう。

他社燃費の場合新型モデルでも達成率50%台に落ち込む場合もありますが、フォレスターの場合、高水準の70%以上をキープしています。

同クラスの車と比較しても燃費が安定しており、ボクサーエンジンの頼もしさが伺われます。
燃費向上にも触れましたが、ドライバー自身で大きく変わってしまいますので心にゆとりを持って運転することで燃費も上がりますし、事故も防ぐことが出来ますのでおススメします。

また、待ち合わせなどでアイドリング状態で待たずにエンジンオフにより1リッター近く節約できる場面もありますので無駄なアイドリングは避けましょう。

 

 フォレスター新型燃費をもっと詳しく知りたい方はこちら

 

この記事を書いた人

大吉

アラサー超えた一般的なサラリーマン。ネットサーフィンが日課。

今狙っている車はフォレスターでいずれ乗る目標の車はベンツSクラス!!

最近ハマっている食べ物は、成城石井のスモークチーズ^^