ホンダ・フリードは燃費が良いハイブリッド車も登場しているミニバンで、口コミサイトにはハイブリッド車の実燃費情報も多数寄せられています。
また、フリードはガソリン車の実燃費情報も多数寄せられていて、口コミサイトの情報を元にハイブリッド車、ガソリン車の燃費性能を比べることもできます。
今回はフリードハイブリッドの燃費性能、ガソリン車と比べた際の燃費性能差、燃料の価格差の情報を紹介していきます。
Contents
フリードハイブリッドのカタログ燃費は?
引用:https://www.honda.co.jp/FREED/webcatalog/performance/driving/
フリードハイブリッドの燃費性能を調べる場合、カタログに記載されている燃費はどのぐらいなのか、気になりますよね。
ハイブリッド車は2018年現在までに初代モデル、2代目モデルが登場していて、各モデルのカタログ燃費性能は下記の通りになります。
▼フリードハイブリッド 各モデルカタログ燃費
車種名 | 駆動方式 | カタログ燃費(JC08モード) |
フリードハイブリッド
初代モデル |
FF | 21.6㎞ |
フリードハイブリッド
2代目モデル |
FF | 26.6~27.2㎞ |
フリードハイブリッド
2代目モデル |
4WD | 25.2㎞ |
最初にフリードハイブリッドの初代モデルの燃費ですが、初代モデルのハイブリッド車はJC08モードでの燃費計測値が21.6㎞となっています。
JC08モードでの計測値はリッターあたり20㎞を超えていて、10・15モードでの計測値も24㎞と燃費性能は高く感じられます。
次にフリードハイブリッドの2代目モデルの燃費ですが、2代目モデルはFF駆動車ならJC08モードの燃費計測値が26.6~27.2㎞となっています。
初代モデルと比べると2代目モデルは燃費が5㎞近く伸びていて、重量が重いハイグレードモデルでもカタログ燃費は26.6㎞と燃費性能の向上が感じられます。
また、2代目モデルの4WD車はJC08モードの燃費計測値が25.2㎞で、FF駆動車より1.4㎞劣りますが、雪道走行の機会が多い地域などは4WD車の方が走りやすいので、燃費が劣っていてもフリードハイブリッドの4WD車が選ばれることもあります。
フリードハイブリッドは初代モデルの燃費が21.6㎞、2代目モデルが25.2㎞以上とカタログ値の燃費性能は悪くないと感じられます。
フリードハイブリッドの実燃費は?
引用:https://www.honda.co.jp/FREED/webcatalog/performance/driving/
フリードハイブリッドは口コミサイトに多数の燃費情報が寄せられていて、各モデルの実燃費平均はどのぐらいなのか、気になりますよね。
口コミサイトのみんカラ、e燃費に寄せられた燃費情報を確認したところ、フリードハイブリッドの実燃費平均は下記のようになっていました。
▼フリードハイブリッド 各モデル実燃費平均
車種名 | 実燃費(みんカラ情報) | 実燃費(e燃費情報) |
フリードハイブリッド
初代モデル |
15.64㎞ | 15.32㎞ |
フリードハイブリッド
2代目モデル |
17.86㎞ | 18.79㎞ |
まず、初代モデルの実燃費に関してですが、2018年11月現在初代モデルはみんカラの実燃費平均が15.64㎞、e燃費の実燃費平均は15.32㎞となっています。
詳細な燃費報告を確認したところ、リッターあたり16㎞近い報告がみんカラには2000件以上、e燃費には1500件以上寄せられていて、実燃費平均に近い15~16㎞で走行できている方は多数いるのがわかります。
初代モデルのフリードハイブリッドはカタログ値と実燃費を比べると実燃費が6㎞ほど劣っていますが、実燃費平均はリッターあたり15㎞以上と悪くなく、一部の方は19㎞以上の走行をできているのも確認できました。
次に2代目モデルの実燃費についてですが、2018年11月現在2代目モデルはみんカラの実燃費平均が17.86㎞、e燃費の実燃費平均が18.79㎞となっています。
初代モデルと比べると実燃費平均値は2~3㎞ほど向上していて、詳細燃費情報を見るとみんカラ、e燃費共にリッターあたり18㎞以上の報告が300件以上確認できます。
また、一部の方はリッターあたり20㎞以上の記録も寄せていて、2代目モデルは初代モデルと比べると燃費性能が向上しており、走行状況次第では、実燃費平均値より低燃費での走行も期待できると思われます。
フリードハイブリッドは初代、2代目モデル共に実燃費はカタログ燃費より劣りますが、どちらもリッターあたり15㎞以上の走行が期待しやすく、燃料消費を抑えて走行できれば2代目は20㎞以上の燃費で走行できる可能性があるのも確認できました。
フリードハイブリッドをガソリン車と比べた時の実燃費の差は?
引用:https://www.honda.co.jp/FREED/webcatalog/performance/driving/
フリードはハイブリッド車、ガソリン車共に多数の実燃費情報が寄せられていて、燃費性能を比べるとどのぐらいの差があるのか、気になりますよね。
口コミサイトのみんカラ、e燃費の情報を確認したところ、ガソリン車、ハイブリッド車は各モデルで実燃費の平均値が違っていて、各エンジンタイプの実燃費平均値は下記の通りになります。
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▼フリード 各エンジンタイプの実燃費平均
車種名 | エンジン種類 | 実燃費(みんカラ情報) | 実燃費(e燃費情報) |
フリード 初代モデル | 1.5Lガソリン | 12.39㎞ | 12.04㎞ |
フリード 初代モデル | 1.5Lハイブリッド | 15.64㎞ | 15.32㎞ |
フリード 2代目モデル | 1.5Lガソリン | 13.28㎞ | 14.61㎞ |
フリード 2代目モデル | 1.5Lハイブリッド | 17.86㎞ | 18.79㎞ |
まず、初代モデルガソリン車の実燃費平均値ですが、ガソリン車の実燃費はみんカラの平均が12.39㎞、e燃費の平均が12.04㎞となっています。
ハイブリッド車とガソリン車の実燃費平均を比べると、ハイブリッド車の方がガソリン車より3㎞ほど燃費平均値が高く、初代モデルは燃費性能を比べるとハイブリッドの車の方が大きく勝っているのがわかります。
次に2代目モデルのガソリン車の実燃費平均ですが、2代目ガソリン車の実燃費はみんカラの平均が13.28㎞、e燃費の平均が14.61㎞で、各サイトで1㎞ほどの差が出ています。
2代目のハイブリッド車とガソリン車の燃費を比べると、初代と同じく2代目もハイブリッド車の方が燃費平均が3㎞ほど良く、2代目のハイブリッド車は燃料費用を抑えやすいと感じられます。
フリードはガソリン車とハイブリッド車の実燃費を比べた場合、初代、2代目共に実燃費の平均値はハイブリッド車の方が燃費が3㎞ほど高く、ハイブリッド車の方が燃料消費を抑えて走行できるのが確認できました。
フリードハイブリッドをガソリン車と比べた時の年間ガソリン費用の差は?
フリードのガソリン車、ハイブリッド車を比べるとハイブリッド車の方が燃費が良いと確認できましたが、実際に走行距離でガソリン費用を計算するとどのぐらいの差が生まれるのか、気になりますよね。
最初にフリード初代モデルのガソリン価格の差についてですが、実燃費平均を参考にガソリン車、ハイブリッド車の年間のガソリン費用を計算した場合、各走行距離別の年間ガソリン費用は下記の通りになります。
▼フリード初代モデル 年間ガソリン費用計算
車種/エンジンタイプ | 年間3,000㎞ | 年間5,000㎞ | 年間10,000㎞ |
フリード初代
ガソリン |
約37,376円 | 約62,293円 | 約124,586円 |
フリード初代
ハイブリッド |
約29,374円 | 約48,956円 | 約97,912円 |
価格差 | 8,002円 | 13,337円 | 26,673円 |
上記の表はリッターあたりのガソリン価格150円、ガソリン車は燃費12.04㎞、ハイブリッド車は15.32㎞で計算しています。
初代モデルは年間3,000㎞走行した時のガソリン費はガソリン車が約37,376円、ハイブリッド車が約29,374円で、価格差は8,002円となります。
年間3,000㎞走行だと価格差は1万円に届かず、ガソリン車とハイブリッド車の価格差はそれほど大きくないので、ハイブリッド車の方がお得に感じにくくなっています。
年間5,000㎞走行する場合の年間ガソリン費用はガソリン車が約62,293円、ハイブリッド車が48,956円で、価格差は13,337円となります。
走行距離が5,000㎞に伸びると価格差は1万円以上となり、価格差も大きくなるので、5,000㎞ならハイブリッド車の方が大幅にお得に感じられます。
年間1万㎞走行する場合はガソリン車の年間費用が124,585円、ハイブリッド車の年間費用が97,911円で、価格差は26,673円になります。
1万㎞走行なら価格差は2万円以上と大きく広がり、長期間乗るならハイブリッド車の燃費性能で本体価格差の吸収も狙えます。
そして、2代目モデルのガソリン価格の差についてですが、実燃費平均を参考にガソリン車、ハイブリッド車の年間ガソリン費用を比べると下記の通りになります。
▼フリード2代目モデル 年間ガソリン費用計算
車種/エンジンタイプ | 年間3,000㎞ | 年間5,000㎞ | 年間10,000㎞ |
フリード2代目
ガソリン |
約33,886円 | 約56,476円 | 約112,952円 |
フリード2代目
ハイブリッド |
約25,196円 | 約41,994円 | 約83,988円 |
価格差 | 8,690円 | 14,482円 | 28,964円 |
上記の表はリッターあたりのガソリン価格150円、ガソリン車の燃費は13.28㎞、ハイブリッド車の燃費は17.86㎞で計算しています。
2代目モデルは年間3,000㎞走行した場合、ガソリン費用はガソリン車が33,886円、ハイブリッド車が25,196円で、価格差は8,690円になります。
初代モデルと比べると価格差は680円ほど上がっていますが、年間の価格差はそれほど大きくない為、走行距離3,000㎞だと本体価格の差を埋めるのは難しくなっています。
年間5,000㎞走行した場合はガソリン車の年間費用が56,476円、ハイブリッド車の年間費用が47,994円で、価格差は14,482円となります。
初代の5,000㎞のガソリン費用差と比べた場合、2代目の方が年間5,000㎞の価格差が1000円ほど大きくなっていて、長期間乗るならハイブリッド車の方がガソリン費用はお得に感じられます。
年間1万㎞走行する場合には、ガソリン車の費用が112,952円、ハイブリッド車の費用は83,987円で、価格差は28,965円と大きくなります。
2代目モデルは年間1万㎞走行した場合、ハイブリッド車の方が28,000円以上お得になっていて、長期間乗るなら本体価格の差を埋めることも狙えると思われます。
フリードはガソリン車、ハイブリッド車の年間ガソリン費用を比べた場合、走行距離が短いとそれほどお得に感じられませんが、長距離走行を行うならハイブリッド車の方が2万円以上価格が安くなる場合もあって、本体価格の差を埋められる可能性もあります。
フリードハイブリッドの燃費性能、ガソリン車との差まとめ
引用:https://www.honda.co.jp/FREED/webcatalog/styling/design/
ホンダ・フリードはガソリン車、ハイブリッド車の2タイプが販売されていて、各エンジンタイプによって燃費性能は違っています。
ハイブリッド車はカタログ燃費を確認するとカタログ値は初代モデルが21.6㎞、2代目モデルが26.6~27.2㎞で、カタログ値は2代目が5㎞以上勝っています。
ただ、実燃費を確認すると初代モデルの実燃費平均は15.3~15.6㎞、2代目モデルの実燃費平均は17.8~18.7㎞で、各モデルの差は2㎞ほどになっていますが、2代目モデルの方が燃費性能が向上しています。
さらに各モデルのガソリン車と実燃費を比べた場合、初代モデル、2代目モデル共にガソリン車よりハイブリッド車の方が3㎞ほど実燃費平均が良く、低燃費走行を狙うならハイブリッド車の方が有利になります。
また、初代、2代目の実燃費を参考にガソリン費用を計算した場合、短い距離だと1万円以上の差はできませんが、年間1万㎞走行する場合は2万円以上ハイブリッド車の方がガソリン車がお得で、長期間乗るなら本体価格の差を吸収することも狙えます。
フリードハイブリッドは初代モデルでも実燃費平均値が15㎞以上と悪くなく、長期間乗るならハイブリッド車を選んでガソリン代ダウンを狙ってみるのもいいと思います。
フリードハイブリッドの燃費性能やガソリン車との燃費性能差が気になっている方は、今回の記事の内容を参考にしてみてください。
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